KEIGO RACING TECHNO

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1.発明の名称
自動コイルスプリングエンジン
2.特許請求の範囲
複数の区割版(6)〜(10)にて例えば4分割した区割室の於いて、モーター(13)の回動力を第1次及び第2次の減速室(2)(3)にて減速してトルク取出室(4)に於けるS字腕片(23)に偶力を与え該S字腕片は回転管軸(11)を回動し、該管軸と異なる駆動軸(12)に支承せる逆S字腕片(23)を両者間に介在させた圧縮バネ(26)(26)のバネ弾力で回動させ、該回動力を増速室(5)にて増速させて作動軸(32)から回動力を取出すと共に前記回転管軸(11)と駆動軸(12)両者の回転角を利用してマイクロスイッチ(36)を作動させモーター(13)の回動をON・OFFさせる様に構成したことを特徴とする自動コイルスプリングエンジン。
3.発明の詳細な説明
本発明は自動コイルスプリングエンジンに関しその目的とするところはコイルスプリングの伸縮作用を利用して自動的に強力な動力に変換せしめようとするものであり、構造上も簡単にして故障の憂いなく稼動燃費は問歓駆動するモーター電力だけで済む経済性に優れるエンジンを提供せんとするものである。
本考案の実施態様を添付図面に従って説明するに、(1)は自動コイルスプリングエンジン本体であって、駆動軸(12)の軸線上にてその直交方向に例えば5枚の区割版(6)〜(10)にて4分割された区割室(2)〜(5)が連接されモーター(13)の起動を受けてその回転力を第1次減速室(2)と第2次減速室(3)にて減速しながら強力なトルクを取り出す。即ち第1〜3図に示す如く区割版(6)(7)間に形成された第1次減速室(2)は区割版(6)の外側に取着せるモーター(13)の回転力を該版(6)の内側に設けたスプロケット(14)で受け、チエン(15)を介して大歯車(16)に減速伝達し、該大歯車と同軸に設けた小歯車(17)から更に反時計方向へ隣接せる同一機構である大歯車(16)’へ伝達しその小歯車(17)からまた順に隣接する大歯車(16)”へ更に大歯車(16)’’’へと同様な減速手段を講じて第1次減速を終了し、連結回転軸(18)から区割版(7)(8)間に設けられた第2次減速室(3)へ伝達し、そのスプロケット(19)からチエン(20)を介して大歯車(21)、該歯車と同軸に設けた小歯車(22)から順に隣接する同一減速歯車機構を介して区割版(6)(7)(8)間に回転可能に軸承された回転管軸(11)を回動する。該回転管軸(11)の基端部は区割版(6)側に突出せしめると共に末端部は第2次減速室(3)の区割版(8)から隣接するトルク取出室(4)に於いてS字腕杆(23)の中心に連結して両先端の鈎手向き方向への偶力を与える。該トルク取出室に於いては該S字腕杆(23)とX形を呈す如く前記S字腕杆(23)の相反する方向を向く両先端鉤手部(24)(24)に夫々相反する両先端鉤手部(24)’(24)’を有する対称形の逆S字腕杆(23)’を後紀する別軸に支承せしめて対峙する一対の鉤手部(24)(24)’、(24)(24)’間に圧縮バネ(26)(26)をブラケット(27)(27)’、(27)(27)’間に介在させている。S字腕杆(23)と組合わせた他方の逆S字腕杆(23)’は区割版(9)を貫いて回転可能に支承せる駆動軸(12)に回転力伝達し、区割版(9)(10)間に形成される第7図の如く増速室(5)にて前記駆動軸(12)と一体回動する大歯車(28)からチエン(29)を介して小歯車(30)を経て一体成形せる大歯車(31)からチエン(29)を介して同じ小歯車(30)’、大歯車(31)’の如く順に増速機構を作動せしめた後、区割版(10)に回転可能に支承した作動軸(32)を回転駆動せしめるものである。前記したトルク取出室(4)に於ける駆動軸(12)の前端には回転管軸(11)の中空を貫通して外方へ突出する針軸(33)が一体成形されており、回転管軸(11)とは独立作動するものであって、区割版(6)外側にて軸先端に直交腕片(34)を突成せしめると共に、該針軸の外側で回動する回転軸(11)にも直交腕片(35)を夫々突成し、回転管軸側直交腕片(35)には進行方向へ作動するマイクロスイッチ(36)を装着せしめて、先行する針軸側直交腕片(34)に追い着き追突するとマイクロスイッチ(36)が作動して前記モーター(13)の稼動回路をOFFにする。(37)は区割版(5)の内側にて回転管軸(11)と一体回動する歯車と該歯車の正回転方向へのみ送りを許容する爪とで形成した回転管軸(11)の逆転防止機構である。(38)は各区割版間の連結片であって、各々の周縁同志を緊固に連結し合ってエンジン本体(1)を組成している。本考案は上記の如き構成であって、その作用効果を説明すると、今モーター(13)を起動すると、第3,4図に示す様に第1次及び第2次減速室(2)(3)を経て減速されながらトルク取出室(4)にてその回転管軸(11)に支承された腕杆(23)は第5図に於いて時計方向へ回転し始め、先端鈎部(24)(24)’、(24)(24)’が夫々対峙する間に設けた圧縮バネ(26)(26)を夫々矢線M方向への圧縮工程に入ると、別軸である駆動軸(12)に支承される逆S字腕杆(23)’は静止状態を固持し、逆S字腕杆(23)’の駆動軸(12)と一体回動する針軸(33)に対してS字腕杆(23)は一方的に近接回動する為、回転管軸(11)の直交腕片(35)が針軸側直交腕杆(34)に追突してマイクロスイッチ(36)が作動し、圧縮バネ(26)(26)を充分に圧縮し、その弾力を蓄えたことを検知した後、モーター(13)の稼動を停止すると共に圧縮バネ(26)(26)のバネ弾力は回転管軸(11)が逆転防止(37)されている為に逆S字腕杆(23)’へ回動力を与え駆動軸(12)はバネ弾力に勢いづけられて自動的に回動させられ増速機構を経て作動軸(32)が回動力を得るものであり、駆動軸(12)が自動的に回動させられて回転管軸(11)より先行回転させられた後、再びマイクロスイッチ(36)の作動によりモーター(13)は起動され、同じ作動を繰り返すものである為、モーターの間歇回動とトルク取出室(4)に於ける圧縮バネ(26)(26)のバネ弾力とを関連作動せしめて作動軸(32)に円滑な回動力を得えるものであり僅かな電力を要するのみで強力な回転力を取り出すことが可能であり、操作が適確且つ構造簡単にして故障の憂いなく極めて優れた発明である。
図面の簡単な説明
第1図は全体の側面図、第2図は左側面図、第
3図は第1図A-A線断面図、第4図は同B-B
線断面図、第5図は同C-C線断面図、第6図は
同D-D線断面図、第7図は同E-E線断面図、
同8図は同F-F線断面図である。
(1)・・・エンジン本体
(2)・・・第1次減速室
(3)・・・第2次減速室
(4)・・・トルク取出室
(5)・・・増速室
(6)〜(10)・・・各区割版
(11)・・・回転管軸
(12)・・・駆動軸
(13)・・・モーター
(14)・・・スプロケット
(15)・・・チエン
(16)・・・大歯車
(17)・・・小歯車
(18)・・・連結回転軸
(21)・・・大歯車
(22)・・・小歯車
(23)・・・S字腕片
(24)・・・先端鈎部
(26)・・・圧縮バネ
(27)・・・ブラケット
(28)・・・大歯車
(29)・・・チエン
(30)・・・小歯車
(31)・・・大歯車
(32)・・・作動軸
(33)・・・針軸
(34)(35)・・・直交腕片
(36)・・・マイクロスイッチ
(37)・・・逆転防止機構
(38)・・・連結片
出願人 酒井圭吾
代理人 弁理士 松波祥文
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